少年時犯罪

東京地方裁判所立川支部

建物明け渡し請求や

未払い賃料の請求関係の民事訴訟

傍聴しに地裁に行ってきました。

 

実務ではなかなかそこまでに至らず

大家さんが時間や手間を総合的に判断して

泣き寝入りすることもよくあります。

 

呆気ない裁判を傍聴して

序でに刑事事件の裁判も見学してきました。

 

裁判員裁判のHPに記載がない内容が

開廷表にあったので興味本位で傍聴…

 

少年期に犯した事件を

成人になってから裁かれる…

ここまでは珍しくありません。

 

今回の裁判は、数年前に起きた

強姦、強制わいせつを繰り返し行っていた

元少年の裁判です。

 

ある一件の事件で少年院送致された後

社会復帰後に別件で逮捕される

とても珍しい裁判に遭遇しました。

 

併合罪で審議されれば

判決も安くなると思いますが

今回のようなケースは

どうなるのかとても興味が湧きます。

 

公判の中、被告人からは

1件目の強制わいせつ事件の逮捕時に

 

全て含まれていると思っていた。

と主張しているのです。

 

大人が考えればわかるようなものですが

当時未成年の主張がどのように取られるのか

色々学ぶものがあります。

 

犯行当時の記憶が

「記憶がない」

の繰り返しで、古い記憶を辿るのも

大変かもしれませんが、

果たして本当にそんなに忘れるものでしょうか…

 

検察側の求刑は5年。

弁護側が求める執行猶予付き判決が付くのか

判決が気になります。

 

私の幼少の頃の八王子は少し物騒なイメージがあります。

暴走族、恐喝、性犯罪…都心部から比べてそう言った犯罪が多いと個人的には感じます。

 

判決は11月12日言い渡されます。

被告の運命はいかに